本多竜太

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富士研セミナー参加報告

平成30年2月3日(土)「富士研セミナー」に参加してきました。経営者として家庭人として自分の人生を見直し、倫理経営を体感することによって「いのち輝く実践力」を養成する2泊3日の研修セミナーです。挨拶や後始末、日常生活の基本実践を徹底的に練磨し、純粋倫理の基礎的理解を深めてまいりました。この富士研セミナーで学んでもらいたいことが「受講の手引き」に書かれていました。① 実践力「セブンアクト」は心身共に日常生活を万全に整える基本です。この実践を始めると、まず自分の行動面のクセに気が付きます。それを続けていくことによって心が磨かれ、運が好転していくのです。セミナー中、このセブンアクトを唱和し、「まごころ実践20」を手掛かりに、セルフチェックをしていきます。ゆるぎない実践力を身に付けましょう。② 生命感覚親・先祖の真情に触れ、夫・妻と心が通い合い、子や孫の笑顔を思い出すとき、これまでいかに自分自身が支えられ生きてきたという、いのちのつながりを実感できる──これが感恩です。私達はつい「自分の力で生きている」と全体が見えにくくなりがちですが、日常を振り返り、深い反省とともに湧き起ってくる「生かされている」実感を積み重ねて行くことが大切です。富士研でしか味わえない様々な講座や実習を通して「この身を、わが社を、どう人世のために働かせるか」。自らに宿る「心の内側」に迫りましょう。③ 純粋倫理の探究講座では『万人幸福の栞』17ヶ条の内容を深く理解します。また、グループ研鑽、スピーチ実習などによる相互の体験交流などを通して、純粋倫理の特性を学びます。さらに、倫理経営を体現しているゲスト講師からその本質を学び、自らが目指す経営理念を明確にします。④ 真のチームワーク初対面の受講生が6~8名の班で行動する中で互いの実践力を磨き合います。自分自身がチーム内での発言や行動など、チームワークを円滑に高めていくために、いかに的確な「間合い」を取るか、体験的に学習します。年齢・経験・職種・価値観の違う者同士、どこまで心を開き、誠意(まごころ)を貫けるか。合言葉は「なれあいではない優しさ、責め心のない厳しさ」です。スケジュール初日     ~10:00 受付・着替え10:00 ~12:30 オリエンテーション12:30 ~13:30 昼食13:30 ~13:45 挨拶トレーニング13:45 ~15:40 オリエンテーション16:00 ~17:30 講座「純粋倫理と倫理経営」17:30 ~18:30 夕食18:30 ~18:50 挨拶テスト19:00 ~20:20 講座「起死回生の決め手」20:20 ~22:00 チームミーティング・入浴22:00      就寝2日目  4:50 ~  6:00 起床・洗面  6:00 ~  7:30 講座「ケース・スタディ」  7:50 ~  8:50 朝食  8:50 ~  9:20 チームミーティング  9:30 ~10:10    清掃10:30 ~12:00  講座「自分を見つめる」12:00 ~13:00  昼食13:10 ~13:30  チームミーティング13:40 ~14:50  実習「自照清坐」15:10 ~17:30  実習「心の宝」17:30 ~18:40  夕食・清黙休憩18:40 ~20:10  講座「いのちの遡源」20:10 ~22:00  チームミーティング・入浴22:00        就寝最終日  5:00 ~  5:50 起床・寝具の後始末・洗面  5:50 ~  8:10 講座「未来を真心でひらく・自己総括と決意」  8:10 ~  8:20 チームミーティング  8:20 ~  9:40 朝食・宿泊室清掃・出発準備  9:40 ~10:10   閉講式感想研修の最初の講義で「変わる人、変わらない人」の話がありました。変わらない人の特徴は次の3つです。① いつも自分が正しいと思い、間違っているのは相手だと思っている② 自分ではなく、いつも相手を変えようとか改めさせようと思っている③ 「私が間違っていた」と素直に言えないまた「こういう人はいませんか?」と問われ、注意すべき性格を挙げられました。① 人の話を聞かない② 決め付けが強い③ 柔軟性に欠ける④ 全体が見えない⑤ すぐに腹を立てる⑥ 白黒思考(判断が単純すぎる)⑦ 相手を裁く・責める⑧ 不平不満を言う⑨ 指示命令口調⑩ イライラしている⑪ 人の欠点ばかり言う⑫ 周囲を暗くする私の周りにもこのような人はいます。倫理を学んでいる目的の一つが「自己変革」ですので、つねに自分がこのような行動をしていないかを点検する必要があります。該当するところがあればすぐに直していきたいと思いました。素晴らしい研修会で来年もまた参加したいと思いました。(2018年2月3日~5日 倫理研究所 富士高原研修センター)専任幹事 長田 洋一

朝礼実演

横浜市金沢区にある株式会社中込製作所様の「活力朝礼」をご紹介します。地元で70年続く従業員65名のスチール家具メーカーです。知人の会社に勧められてこの「活力朝礼」を会社に取り込もうとしたのが入会の動機です。神奈川県倫理法人会の朝礼委員が来社し、社長以下8名が朝礼のやり方の指導を受けました。難しいだろうと思っていたものが、わずか1時間で出来るようになりました。「えっ!これでいいの?」これが全員の印象でした。その後、その8名で懸命に練習してレベルを上げて行きました。2週間後、練習した成果を全社員の前で披露しました。「これから我が社では、この朝礼を各職場で行っていきます。まず事務所から始め、順次現場に下ろして行きます。毎朝2名ずつ練習を行い、その職場の全員に練習が行き渡った段階で職場毎にスタートしていきます」初めは嫌がっていた人も練習の段階で「これなら……」ということになっていきました。小さな声しか出せなかった人が急に大きな声を出します。「どうしたんだ、急に」「どうせやるなら、気持ちよくやった方がいいですよ(笑)」事務所が始めて2ヵ月後に最後の職場がスタートしました。朝7時40分、ラジオ体操が始まり朝礼が行なわれます。5ヶ所に分かれての朝礼です。あちこちから挨拶実習の声が聞こえ、「ハイ!」の声が響きます。大きな声で「職場の教養」を読み、感想を述べ合います。「社訓の唱和」や「行動指針の唱和」「3分間スピーチ」など会社独自のものも盛り込み、活気溢れた一日のスタートです。社員同士のコミュニケーションも活発になり、連絡事項も徹底されます。お客様が来社されても大きな声で挨拶するようになり、一様にお褒めの言葉を頂きます。たった10分ですが、毎日の積み重ねは大きいものです。素晴らしい教育の場となっています。(動画は2016.8.20「神奈川県朝礼コンテスト」で優勝した時のものです)

湯呑茶碗

「倫理を学んで本当に経営に役立つのだろうか」と言う人がいる。実際に今学んでいる人の中にもそう思っている人がいる。こればかりは本人次第のようである。先日、ある講師が同様の質問を受けた際に次のような実話を紹介していた。「なるほど」と思ったのでここに載せておくことにする。Kさんは中小企業の社長である。社員の定着率の悪さに悩んでいた。なかなか人が集まらないところに、今いる社員も何か文句を言うとすぐに辞めていってしまう。辞められると困るので言いたいことも言えずに悶々としていた。紹介されて倫理法人会に入会した。しばらく経った時に「倫理指導」という個別相談を受けてみることになった。どう社員に向き合えばいいのかを相談したかったのである。指導員は倫理研究所の先生である。Kさんが会社での悩みを話し始めると先生は家庭の中のことをいろいろと聞いてきたそうである。「いえいえ、先生、私の悩みは家庭のことではありません。会社のことなんです」それでも先生は家庭のこと奥さんのことばかり聞いてくる。「これではいくら相談しても意味がない。私の悩みと全く違っていることしか答えてくれない。もういい。帰る」と席を立ったそうである。「そうですか、それでは仕方ありません。しかしKさん、ご自宅に戻られましたら奥様にこれだけは聞いてみてください。俺に言いたいことは無いかと」家に戻ったKさんは何となく先生から言われたことが気になって、奥さんに聞いてみたそうである。「俺に何か言いたいことがあるかどうか聞いてみるように言われたんだけど、何も無いよなぁ」すると奥さんは「そうですか。それでは折角ですから言わせていただきます」と言ってそれから2時間、延々とKさんへの不満を並べたそうである。驚いたのはKさんである。人並み以上に頑張り、お金を稼ぎ、いい家に住んで、何ひとつ文句などあろうはずがないと思っていたところでの2時間である。唖然として聞いていたそうである。自分の湯呑茶碗がよく変わることには気付いていたが、それは奥さんがKさんに不満を言えずに自宅の塀に向かって湯呑を投げ付けて割っていたせいだったことも判明したのである。そのことでKさんは如何に人の話を聞かずに身勝手に過ごして来たかを気付かされたのである。一番身近にいた奥さんのそうした思いも知らずに、なぜ他人である従業員のことが分かるか。気付いたKさんはすぐさま従業員の前で反省の弁を述べ、全員に向かって頭を下げたそうである。従業員との対話が始まり、前向きになり、それ以降は一人の従業員も辞めていないという。しばらくしてのこと、ある従業員が定年で退職していった。その翌日、見知らぬ若者が入社を希望して会社を訪ねてきた。採用予定はなかったが話を聞いてみると前日退職していった人の息子さんである。「父から言われました。いい会社だから頼んで入れてもらって来い」と。Kさんは大いに泣いたそうである。あれほど人が辞めて困っていた会社がこうも変わってくれたかと泣けて泣けて仕方なかったそうである。倫理法人会ではたくさんのことを学ぶ。人それぞれに学び方は違っているかも知れない。そしてその教えを生かすかどうかもその人次第である。「気付いたらすぐに行動」ともいい、「実践してこその倫理」とも言われる。悩んでいない人はいない。悩んでいてもその正しい解決方法が分からない人がほとんどである。全ての人を幸福に導く素晴らしい教えが倫理である。                   (2017.9.16 倫理研究所 方面長「講話」より)

いつも高い場所に身を置く

皆さん、お早うございます。今期、女性委員長を拝命しました高橋清見です。今日は「いつも高い場所に身を置く」と題してスピーチをさせていただきます。私は今、会員制クラブの営業という仕事をしています。この仕事、実は3年前に始めたばかりです。それまでは一度も営業の仕事をしたことがありませんでした。パートで働いていたことはあります。ついこの間までは和菓子屋さんで和菓子を作っていました。その私が今のこの仕事と出会い、やってみようと決めたのです。しかし、これがなかなか大変でした。「うだつの上がらない営業マン」とは自分のようなことをいうのだなぁと思っていました。私は群馬県富岡市で生まれました。小さい頃から元気で、中学生の時はバレーボール部に入っていました。しかし、バレーボールをやるには身長が足らず、高校からは体操部に移りました。倒立も出来ないところからのスタートでした。平均台も平行棒も苦手で、出来ない技は飛ばすしかなく、バク転なんて出来る訳もありません。チーム自体のレベルも低く、県大会などは大嫌いでした。それでも凄いチームはあります。バク転バク宙が当たり前というようなチームです。「この違いは何だろう?」と考えました。「良いコーチがいる」「環境がいい」などと考え、やはり常に高い目標を掲げているチームには敵わないと気付きました。「そうだ、いつも高い場所に身を置こう!」高校卒業後、美容師学校へ通い、横浜の美容室でインターンとして働き、そこで出会った男性と結婚し早や36年が経ちました。今の旦那さんです。57才になって初めて営業という仕事に就きました。しかし、成績が伸びず、落ち込んでばかりいました。その時に思い出しました。「高い場所に身を置く」です。「そうだ、忘れていた!」それからいろいろな交流会や勉強会に参加してみました。スキルトレーニングにもたくさん出ました。そんな中で昨年この横浜市倫理法人会に出会いました。初めの頃はとても居心地が悪く、借りてきた猫のようになっていました。しかし、ある時からとても楽しくなり、やる気が出てきました。「モーニングセミナー朝礼」に出るようになってからです。それまではお客様のように座って勉強するだけでしたが、その朝礼に参加するようになってからは何でも積極的にやることが出来、仲間が増え、本当の意味で「会員」になり学んでいることを感じました。「高い場所に身を置く」を実感し、自分自身が急速に変わって行くのが分かりました。仕事にも良い影響が出て、成績も上がって来ました。今はとても順調です。今期は女性委員長という大役をお受けしました。「こんな私が……」と思いましたが、折角選んでいただいたのですからしっかりやってみようと思いました。一人でも多くの素敵な女性会員が増え、ますます楽しく勉強出来ればと考えています。皆さん、どうかよろしくお願いいたします。モーニングセミナー朝礼からの参加をお待ちしております。                                                    (2017.9.30 モーニングセミナー「会員スピーチ」より)  女性委員長 高橋清見